FC2ブログ

アジアンカフェをよろしく!

旅の夢をみよう いつかその場所を訪れるまでは  /  旅はヒーローになれる! 初めての街にはその舞台が用意されている。
2018年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年12月
TOPスポンサー広告 ≫ 30日目 2017年1月16日 ゴゾ島(マルサンフォルン ヴィクトリア タピーヌ教会 ガルブ)TOPマルタ ≫ 30日目 2017年1月16日 ゴゾ島(マルサンフォルン ヴィクトリア タピーヌ教会 ガルブ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

30日目 2017年1月16日 ゴゾ島(マルサンフォルン ヴィクトリア タピーヌ教会 ガルブ)

ヴィクトリアへ

 昨夜は寒かった。深夜停電になったが、朝は晴れていた。昨日の朝も雨だったが、昼以降に晴れてきた。部屋のなかでぐずぐずしていて、8:50のヴィクトリア行きのバスには乗れそうになかった。次のバスは1時間後である。

 バスでヴィクトリアに移動した。

 バス310番 マルサルフォルン9:50発 → ヴィクトリア9:58着


チタダルの城壁からの眺望はすばらしかった

 ヴィクトリア・バスターミナル近くのカフェに入った。朝ご飯のメニューについて尋ねたら、イングリッシュ・ブレックファストはある、と返ってきた。イギリスのインゲン豆を甘辛いソースで調理したベイクドビーンズに大きな特徴がある。もっとも今のイギリス人がいつも食べているわけではない。

P1160001.jpg

 昨日アズール・ウィンドーへのバスの待ち時間の間に通ったところを歩きながらチタダル(大城塞)に向かった。ヴィクトリアのへそである。

 チタダルに入る手前にビジターセンターが設けられていた。世界遺産に登録されたあとに設けられたようである。展示物はなかった。映像を通してチタダルの意味などを解説していた。

 ビジターセンターからチタダルに入ることができた(ビジターセンターを経由しないでもチタダルに入れる)。チタダルは1693年の地震で崩壊し、そのあと再建されたらしい。おそらくそのあとも修復されたようである。多くのところで新しさが目立った。

 チタダルは16世紀に聖ヨハネ騎士団によって要塞化された。当時のゴゾ市民が要塞内で過ごすのは義務だった。あえて書いておくが、ヨハネ騎士団であって、マルタ騎士団ではない。マルタ騎士団国はローマにある。そこはマルタ騎士団国として多くの国が承認し、国連のオブザーバーにもなっている。マルタはマルタ騎士団国ではなく、マルタ共和国である。この辺りの事情がどうなっているのかを知らない。

 チタダルの城壁に上る手前にあった大聖堂に入った。天井にドームが載るはずだったのが、資金不足で取りやめになったらしい。内部の正面は普通のゴチックである。色を多く使い過ぎているように思う。天井がドームのように見えるのは「だまし絵」で、そのことを知った上で天井を見ると、天井がそれほど高くないことがわかる。遠近法を利用してドームに絵が描かれているように見せている。

P1160002_201702051102056ed.jpg

P1160003_20170205110240305.jpg

P1160004_20170205110242299.jpg

P1160005.jpg

P1160006.jpg

P1160036.jpg

P1160037_2017020604253834f.jpg

P1160007_20170205110231cd7.jpg

P1160032_20170206044328450.jpg

 考古学博物館、民族博物館などもあるのだが、見どころは城塞からの360度の展望である。ゴゾ島の地形は起伏に富んでいる。高い山があるわけではないが、完全な平地は多くない。なだらかな丘陵地帯があちこちにあり、起伏のもっとも高い場所に教会がある。周辺に町や村が形成されている。

P1160008.jpg

P1160009_20170205110828faa.jpg

P1160011_201702051108357cd.jpg

P1160012.jpg

P1160013.jpg

P1160014_20170205110824982.jpg

 ランタンゲストハウスのあるマルサルフォルンが小さく見えた。手前の丘にかすかにキリスト像も確認できた。北の方角である。

P1160018_20170206043924bf8.jpg

 そこからやや右寄りにシャーラの町が広がって見えた。昨日ジュガンティーヤ神殿を見たあとに歩いた町である。その右、ほぼ東にあるのはナドゥールかもしれない。近くにいた人に確認してしみたが、よく知らなかった。

P1160022_201702060430056cf.jpg

P1160019.jpg

P1160023_20170206042829c04.jpg

P1160026.jpg

P1160028_201702060430068a7.jpg

P1160031.jpg

 西北にも教会のある町があった。タピーヌ教会かもしれないが、違うかもしれない。

 チタダルを出た。もう少し街中を歩いてみた。チタダルの城壁から見ていた教会の前に立ってみたが、それほど大きくはなかった。


タピーヌ教会へ

 ヴィクトリア・バスターミナルからタピーヌ教会を見に行くことにした。

 バス308番 ヴィクトリア12:55発 ピーヌ13:04着

 10分ほど走ったとき、教会は突然バスの前に出現した。町のまんなかではない、畑のなかに教会はあった。下車すると同時に雨が降ってきた。数十m先の教会にたどり着けないほどの強い雨だった。近くに電話ボックスがあったので避難した。雨は雹に変わった。音を立て地表を叩いていた。10分ほど経ち雹が少しおさまったときに、教会に駆け込んだ。

P1160041.jpg

P1160043_201702060419178b2.jpg

 教会は工事の真っ最中で、入り口の前には数台の工事用車両が止めてあった。教会を見に来ている人は1人もなかった。なかに入ることはできた。平凡な小さな教会だった。農夫がマリア様の声を聞いたという教会である。周辺で流行った疫病がここでは流行らなかった。奇跡の評判は口コミで広がり、国内外からも多くの巡礼者が訪れるようになった。ローマ法王も訪問したらしい。

P1160046.jpg

P1160047.jpg

 外に出てきたとき、天気は回復していた。青空が見えていた。「晴れ・ときどき曇り・ときどき雨」ではない。冬のマルタの天候は「晴れ・急に曇り・急に雨・また晴れ」である。青空と雨とは天空で同居する。荒れるのがこの時期のマルタの天候なのかもしれない。

 ピーヌ・バス停はガースリ(Ghasri)の5つ手前であるようだ。ガースリまで歩こうかと思ったが、タピーヌ教会からは別の町と教会が見えていた。2つの町を遠望してみて、もう1つの町のほうがおもしろそうだった。その町がガルブ(Gharb)であることを工事関係者に確かめた。ガルブの方角に歩きだした。


ガルブを歩いてみた

 まずヴィクトリアのほうに少しもどらなければならない。バス308番で通ってみた道路をもどるように歩き始めたが、その先にガルブがあるわけではない。その道路の北側にガルブはある。道路とガルブの間には丘陵の底の部分があり、そこは畑になっている。畑はいくつもの段々畑で、一度低いところまで下りて向こう側に上がることができればおそらく1kmぐらいをショートカットできそうである。

P1160053.jpg

P1160054.jpg

 歩いてきたうしろでタピーヌ教会が遠ざかっていった。

P1160057.jpg

 畑のなかに入っていくあぜ道があった。歩いてみたが、途切れていた。次のあぜ道も似たような状態だった。

 タピーヌ教会から500mほど歩いたところで入った畑のなかのあぜ道は雨水がたっぷり溜まっていた。そこを50mくらい通り抜けることができれば、ガルブの住宅街に入ることができそうだった。防水・防寒対策をしているブーツ系の靴でよかった。靴はたっぷりと水に濡れ洗濯したようにきれいになった。

P1160059.jpg

 遠ざかっていたタピーヌ教会がまた近くに見え始めた。この教会を、角度を変えて見ることになった。

P1160060_201702051122057b6.jpg

P1160066.jpg

 住宅街を歩き、ヴィクトリアと結ぶバス路線にたどり着いた。そこはバス312番の路線だけではなく、311番も通過するところだった。バス311番は昨日アズール・ウィンドーに行ったときに乗ったバスである。

P1160063_20170205112020774.jpg

 そこから少し歩いたところにあったバス停には312番だけになった。

 道路の奥に見えていたガルブの教会が姿を現した。

 教会の周辺にはカフェがいくつかはあるのだろう。そこでコーヒーでも飲もうという目論見は外れた。

 町には人っ子一人おらず、ときおり車が通り抜けるだけだった。教会の周りにカフェとレストランはあったが、すべて閉まっていた。町に響くのは車の走行音だけだった。いくつもの小説のなかで辻邦夫が書いた、淋しいフランスの田舎のようだった。

P1160068.jpg

P1160071.jpg

P1160074.jpg

P1160076.jpg

 町を歩いてみたが、あまり変わり映えはしなかった。寒いだけでやることがない。バスの時刻を確かめ、バスを待った。

バス312番 ガルブ14:17発 → ヴィクトリア14:32着


ヴィクトリアで

 ヴィクトリアでカフェに入った。ホームメイド・ハンバーガーという名の、あまりにも普通のハンバーガーを食べた。カフェやレストランのメニューに、ホームメイドという言葉は実に多く使われている。

P1160078.jpg

 カフェを出たら雨になっていた。歩けないわけではないが、わりと強い。もう少し留まることにした。もう一杯コーヒーを飲んだ。雨脚が弱くなったところでカフェを出た。ヴィクトリアが少しつまらなく見えた。最初感激した町でも歩き続ければ目が慣れてしまう。


マルサルフォルンにもどった

 バス310番 ヴィクトリア16:30発 → マルサルフォルン16:41着

 陽はまだあった。マルサルフォルンの湾の西側を歩いてみた。湾の西側にカフェやレストランはまったくなかった。その内側に入ってみたが、住宅が並んでいるだけである。ところどころの部屋にはレンタルの文字がある。リゾート向けに部屋を貸しているのだろう。

P1170080.jpg

P1170081.jpg

P1170082.jpg

 夏は賑わうのだろうが、冬のマルサンフォルンはカフェもレストランも閉じたままのところが多く、湾の西側に店を一軒も見つけることができなかった。マルサルフォルンには商店が一軒もなく、水のボトルでさえカフェ以外で買うことができなかった。

 ランタンゲストハウスにもどって少し休憩をした。

 夜ご飯を食べるために外に出た。CISKを飲み、コスクスを食べた。粒のようなパスタに野菜、肉と炊いた料理である。見た目はピラフである。

P1170090.jpg

 そのあと、夜のマルサルフォルンを少し歩いてみた。

 そしてランタンゲストハウスにもどり写真の整理をしていたとき、コスクスよりあとに撮った数枚の写真を削除してしまった。
スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。