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アジアンカフェをよろしく!

旅の夢をみよう いつかその場所を訪れるまでは  /  旅はヒーローになれる! 初めての街にはその舞台が用意されている。
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12日目 2016年12月29日 ダブリン ドロヘダ トリム

バス停はどこだ!

 7:30頃、イガリホステルのキッチンにいた。パンとシリアルの朝ご飯。コーヒーはインスタントしかなかったので、バスターミナルで飲もう。

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 イガリホステルから東に進み、3本目の通りを南に歩いた。鉄道の高架下を潜り左に折れるとバスターミナルがあった。バスは発着しているようなのだが、チケット窓口は開いていなかった。自動券売機でドロヘダ行きのチケットを買った。8.3ユーロ。

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 バスターミナルのなかの発車掲示板には何も表示されていなかった。適当にターミナル内を探索してみたが、ドロヘダ行きのバスがどの番線から出るのかさっぱりわからない。スタッフらしき人に尋ねてみた。

 このバスターミナルからは出ないことがわかった。タイボット通りの鉄道の橋下から発車するらしい。コーヒーを飲むどころではなくなった。

 場所を教えてもらいその方向に歩いた。歩いた方向の突き当りの左手に鉄道の高架があった。その周辺で尋ねてみたが、誰もそのバス停を知らなかった。店の人に尋ねたほうがいいと言われたが、どの店も開いていない。

 タイボット通りは長く、西のほうにバスが止まっていたのでそこまで行ってみた。止まっていたバスのドライバーに尋ねると、やはりさっきの高架下辺りである。タイボット通りにいくつかあるバス停には番号が付けられている。ドロヘダ行きバスが101系統であることはチケットに記載されているので、101の番号のあるバス停を探せばいいのが、それがない。しかし番号のないバス停が1つあった。そこには、(日本の)単行本の文字を少し大きくしたくらいの「DROGHEDA」の文字があった。バス・エーランのバス停だった。


ドロヘダへのバス旅

 ドロヘダ行きバスは20分に1本の頻度で発車する。だからバス停がわからなかったときもあまり心配はしなかったが、8:30から待っているのに、8:40のバスは来なかった。8:55に来たバスはおそらく9:00出発のバスなのだろうけれど、出発は9:05だった。ドライバーが車内で電話をしていて、バスの外で待っている私を車内に入れなかったからである。彼はそれを申し訳なく思ったのか「(私の)身長が高いから、車内の前から3番目の席に座ればいい」と言った。その席だけは、前の席との間隔が1mほどあった。おそらく体の不自由な人のための席だと思われる。アイルランドのバスにはこういった席があるようなのだ。やや気が引けたが、乗客がほとんどいないこともあり、私はVIP席のようなゆったりした椅子に座ってドロヘダに向かうことになった。

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 タイムテーブルでは以下のバスに乗ったことになるはずである。

 ダブリン・タイボット通り9:00発 → ドロヘダ10:20着

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 9:50頃、バスはバルブリガンという町に入った。素朴な感じのいい町だった。バスは遅れていたもちろん。

 10:10頃、大きなショッピングセンターが右手に現われた。そこから5分ほどでドロヘダのバスターミナルに着いた。
 
 ドロヘダからバスで15分ほどのところに、ニューグランジという世界遺産がある。ほとんどの人はダブリンからのツアーバスで行くが、ドロヘダからボイン渓谷ビジターセンターを経由するドノア行きのバスが1日2本(11:15発、14:45発)出ている。ドロヘダへの帰りの便は11:25と14:55しかないので、ドロヘダを11:15に出て、ボイン渓谷ビジターセンターを14:55に発車するバスでドロへダにもどらなければダブリンに帰れない。しかしニューグランジにあるのは墳墓群である。写真で見る限りつまらなそうな感じだったので行くのを止めた。仁徳天皇陵がつまらないのと同じである。

 昨日「地球の歩き方」を読んでいたとき、ドロヘダからトリムへのバスが出ているのを見つけた。トリムからはダブリンまで1時間に1、2本のバスがあるのでダブリンにはもどりやすい。

 トリムに行ってみようと決めていた。ドロヘダのバスターミナルでトリムへのバスの発車時刻を尋ねた。

 10:30。その次は11:30。スタッフは言った「つまり1時間に1本」。なるほど。

 バスターミナルの出口にバスの出発一覧表があったので何気に確認してみた。確かに10:30の次は11:30だった。その次は13:30、15:30となっていた。11:30以降は「つまり2時間に1本」。危なかった。

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ドロヘダを歩いてみた

 バスターミナルから北に歩いた。ボイン川を渡るとすぐに町の中心部に入った。突き当りにはドロヘダ・タウン・ショッピングセンターがあった。なかを突き抜けないで左側から周りこんだ。ウエスト通りに出たところで鐘の音が聞こえてきた。ウエスト通りにある聖ピーター・ローマカトリック教会の鐘楼の音だった。ゴチック様式のファザードを持つ尖がった教会である。内部は荘厳な雰囲気だったといっていいだろう。

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 ウエスト通りを東に歩き最初の角を左に折れ、北に歩いた。坂を上ったところに聖ピーター・アイルランド教会があった。クロムウェルが町を占拠したときに人々が逃げ込んだ教会に火を放ったといわれている。1649年のことであるが、今の教会は1748年に建てられたものである。内部に入ることはできないのは、今日がクリスマス休暇の延長日だからではない。

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 そのさらに北にあるのはマグダレン塔である。13世紀に建てられたドミニコ派修道院内の教会の一部である。不安定な形状である。こういうふうに残ってしまったのをなんとか保存しているのだろう。

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 マグダレン塔から東に進み、最初の通りを右に歩いていくとセントローレンス門の前を通った。

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 そこからウエスト通りのほうにもどりツーリストインフォメーションの前を南に歩いた。ボイン川を渡り南に歩くとちょっとした高台がある。そのうえにミルモンド要塞があった。12世紀にノルマン人によって建てられた城塞で、1922年のアイルランド内戦のときにも使われたらしい。なかに入れるはずなのだが、こちらのほうはクリスマス休暇の延長らしい。門には頑丈な鍵がかかっていた。

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 ドロヘダは小さな町である。ゆっくり歩いても1時間半くらいで周ることができた。

 ドロヘダ・タウン・ショッピングセンターのなかにあったカフェで休んだ。

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 この馴染みのない町の名前を持つフットボールチームがある。ドロヘダ・ユナイテッドFCは2012年プレミアデヴィジョンで2位、リーグカップで優勝したフットボールクラブである。


トリムへ

 13:30のバスでドロヘダを出ることにした。同時刻のダブリン行きはほぼ定刻に発車していったのに、10分ほど遅れて事務所を出てきたドライバーはバスのドアを鍵で開け、なかで服を着替え、バス前面の行き先表示が間違っていないかを確認した。慌てた様子は少しもなく、始発で20分遅れた。

 バスは途中から徐々に遅れるのではない。スタートが遅れるのである。号砲一発で勢いよくスタートを切る先頭集団とは異なり、後方にいて、前のほうが行ってしまったので、そろそろ俺も行くかというのがアイルランドのバスである。

 トリム行きのバスを運行する会社はバス・エーランである。この地域を独占しているようだ。トリムまでの40kmほどの距離が14.3ユーロであるのは高いといっていい。バス会社がしのぎを削っているゴールウェイ・ダブリン間とほとんど同じ料金になってしまうのは、ドロヘダ・トリム間に競争がないからである。

 13:45に発車したバスはアイルランドのゆるやかな平原を走った。光が薄い雲を抜けてくる田舎道の、バス停でないところで老夫婦が乗ってきた。ダブリン・ベルファスト間、ダブリン・ゴールウェイ間のつまらない車窓ではなかった。

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 バスには、ラジオの音楽番組が流れていた。アイルランドではビートルズがよく流れている。

 14:15にナバンの町に入った。つまらない町だと思ったが、10分ほどして停まった町の中心部はそうでもなさそうだった。町には小さなホテルがあった。そこで私以外の全員が下り、5人ほどが乗ってきた。


トリムはうつくしい

 14:25にナバンを発車したバスは14:50前にトリムに着いた。トリムにバスターミナルはなかった。1台しか停車スペースのないバス停の目の前にツーリストインフォメーションがあった。

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 ダブリン行きのバス停は、トリムからやって来たバスが止まったバス停ではなかった。ツーリストインフォメーションに入ってみた。スタッフは(今日は)いないよと併設されているカフェのおばさんが教えてくれた。タイムテーブルをもらえなかったが、ダブリン行きのバス停の場所を教えてもらった。

 トリム城はすぐ近くである。クリスマス休暇は続いているのだろう。城は閉館になっていた。あちこちが朽ち果てた城壁は美しかった、少なくとも完全無欠の修復を行った彦根城とその周辺のキャッスルロード周辺よりは。なによりアイルランドの田舎の町になじんでいた。ノルマン人によって建てられた塔が最初で、今のかたちになったのはジョン王による1224年である。

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 城の近くにイエロー・ステイープルがあった。夕陽に反射して見えるから「イエロー」。12世紀のアウグスティヌス派の修道院だそうである。

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 「ジョン王」や「アウグスティヌス派」という名称を世界史で習った。そういう人物名や言葉を覚えたことは確かである。旅のなかで世界史の知識が役に立つことはときどきあるけれど、ほとんどは、そういえば習ったことがあったという程度に留まってしまう。

 聖パトリック大聖堂も頑丈な鍵がかかっていた。

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 バスの発車時刻がわからないので、一応バス停まで行ってみた。城の外周をぐるりと歩いた。途中この城が「ブレイブハート」のロケ地だったことを示した掲示板があった。観光地のやることはどこも同じである。

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 町は素朴でかわいい。ダブリンからふらっと疲れをいやしに来るのはいいだろう。

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 バス停にはバスの時刻表があった。ダブリン行きのバスは1時間に1本あった。しかしトリムの町には、バス停が6ヶ所あるようだ。ニューロード沿いの、今いるバス停の名前がわからない。時刻表によると、毎時6分から16分の間のどこかがこのバス停の出発時刻ということになる。

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 ツーリストインフォメーションにもどり併設されたカフェに入った。ベイクドポテトとベーコンはあっさりして食べやすく、とりあえずの空腹を満たすには十分だった。

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 16:40頃、カフェを出た。バス停近くの草原には羊たちが出てきて草を食んでいた。

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 すとんと落ちたアイルランドの陽に代わって町の灯は点り、バス停の電気は付いた。ダブリンに向かう若者たちがバス停にやって来た。

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ダブリンでベトナム料理

 やって来たのはバス・エーランの2階建てバスだった。せっかくの2階建てバスなので2階に座ってみたが、陽が落ちた暗闇で2階に座る価値はなかった。

 バスは1時間弱でダブリン市内に入った。オコンネル通りで下車した。昨日歩いた場所だった。

 ためらうことなくPHO VIETレストランに行った。昨日夜ご飯を食べたベトナム料理店である。

 今日はフォーを食べようと昨日から決めていた。人気店のようで今日も席は埋まっていた。春巻き、フォーボーを注文したつもりだった。出てきたフォーの麺の上にあったのは牛肉ではなく牛肉団子をスライスしたものだった。あとで確認したレシートにはフォーボービエンとなっていた。メニューをよく読まなかったからである。フォーはおいしかったが、牛肉団子は今ひとつだった。

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 昨日はサイゴンビールで今日はハノイビール。

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