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アジアンカフェをよろしく!

旅の夢をみよう いつかその場所を訪れるまでは  /  旅はヒーローになれる! 初めての街にはその舞台が用意されている。
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ウクライナ・モルドヴァ国境を通過、パランカルートで!

18日目  2016年1月23日 オデッサ パランカ キシニョウ

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 オデッサの近郊バスターミナルに待合室はない。早く行っても、外でバスを待つしかない。

 8:15にヴィンテージホテルをチェックアウトした。近郊バスターミナルに着いたのは8:40。ほとんどの人はボロいバスに乗り込んでいた。最後の2、3人としてバスに乗った。小さいバスの狭い座席の下にリュックを放り込んで、足を入れるとほとんど身動きが取れなかった。

 昨日買っておいたバスチケットは205グリブナ。8:50にバスは発車した。もる

 バスはオデッサを出るのに時間がかかった。道路の除雪ができていないのがその理由だ。昨日もいくつかのところで、車が雪上をうまく走行できず、車同士が立ち往生しているシーンを見た。

 郊外に出ると積雪量は少なかった。

 バスが郊外に出たところで、ガソリンスタンドに入った。給油である。久しぶりにこういうシーンを体験した。南アジアではまだときどきあるが、それでも最近のアジアでは少なくなった。まさか欧州のバスがこういうことをするとは。

 バスは南西方向に走っていた。

 1時間半ほどでウクライナ国境に着いた。国境の手前で少し大きな川を渡った。そのあと国境までは、(雪で覆われてわかりにくかったが)湿原らしいところを通過した。夏はきれいなのだろう。

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 バスに乗り込んできた係官が、乗客全員のパスポートを回収していった。3人ほどが呼ばれ、詰所のようなところに行った。20分ほどしてから、パスポートはもどされた。私のパスポートは無事もどってきた。

 前の席に坐っていた母と15歳くらいの女の子は呼ばれたままだった。そのうち女の子のほうはバスのなかにもどってきたが、母親はもどってこなかった。少し経って女の子はバスの外に出た。彼女たちは何らかの理由によって国境を通過できなかった。バスのドライバーは全員にたいし何かを話していた。たぶん2人を残して出発する、といったようなこと。列車とは異なり、バスの国境通過では連帯感が生まれるものだ。もっとも到着地では、そんなことはなかったかのように、みなそれぞれの目的地に散っていく。親子の姿は誰にも記憶されない。

 バスは彼女たちを残してウクライナ国境を抜けていった。彼女たちは何かの理由があってモルドヴァに行こうとした。母親が最初に渡したパスポートにはA4の書類が挟んであった。パスポートを補助する書類で、それがないと国境を通過できなかった。おそらく警察か外務省の機関でそういう書類を作成してもらい、国境で提出するために持ってきたものだった。私がベラルーシを抜けたときのように。私は気楽な旅行者で、ビザがわずらわしいだの、手数料がかかるだの、なんで別室に行かなければならないだのと言っていればよいだけなのだが、おそらく彼女たちは違う。しかし私の想像はそこまでで、その先に行こうとすることはできない。

 11:05、バスはウクライナ国境を離れた。

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 国境と国境の間にトイレがあった。そこで休憩したバスは11:30に、モルドヴァ国境で止まった。

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 ウクライナ国境と同じように乗り込んできた係官がパスポートを回収していった。

 15分ぐらいあとに呼び出されたのは私だった。バスから出ろ。

 行きますよどこでも、というわけには行きません。バスの外なら行きます。

 バスの外で質問された。

 モルドヴァに来た目的は?
 観光
 モルドヴァのどこに行く?
 キシニョウ
 キシニョウの宿泊先は?
 予約している
 見せてほしい

 スマートフォンのブッキング・ドットコムの予約ページを見せた。パソコンで予約すると、スマートフォンのブッキング・ドットコム・アプリに予約に関することを自動送信してくれる。簡易版のグーグルマップもいっしょに付いてくるので楽なのだ。

 一般的な質問の範疇を越えていなかった。しかし日本人の旅行者が珍しかったから私への質問が来たわけではなさそうだ。多少の推測を含めて書くと、この国境の係官が警戒したのはおそらくテロリストだった。パスポートのなかの渡航先のビザを確認した上で、一応質問しておこうと思ったのだろう。この国境については、宿泊先の予約の提示が功を奏したと思っている。

 スマートフォンの電源を入れたことによって、この国境がパランカであることがわかった。オデッサでバスチケットを購入したとき「パランカ経由キシニョウ行き」のチケットを指定して買っていた。そうする必要があったからそうしたのだが、そのとき私はパランカがどこなのかを知っていたわけではなかった。地図に出てこなかったからだ。

 なぜか国境にWifiの電波が飛んでおり、接続してみると、天気情報が更新された。表示されたのは「パランカ、-8℃、最高気温-5℃、最低気温-14℃」だった。

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 12:00、バスは国境を離れた。

 1時間ほど走った頃、バスはどこかの村を通り始めた。山のなかの寒々しい村だった。いつの間にか高度を上げていたバスは山を降り始めた。最初は村だと思っていたが、ところどころに店が現れ始めた。着いたのは小さなバスターミナルを持つカウシェ二という街だった。

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 15分ほど休憩したあと、バスはキシニョウをめざした。

 356万人のモルドヴァの首都キシニョウの人口は67万人である。大都会でないことはわかっていたが、それはバスの車窓からもわかった。都心に入っていく気配がないまま、北バスターミナルに着いたからだ。

 初めて北バスターミナルの場所がわかった。この場所がなかなかつかめなかったのだ。到着時刻は15:00だった。

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 モルドヴァ国境の入国係官に「ほらここですよここ、私が泊まるのは」と披露したグロリアウス・シャーク・ホステルに向かう。距離は4kmほどある。その周辺まで行くバスがわからない。歩くことにした。

 バスターミナルから踏み出す方向を間違えたため、偶然、両替所を見つけることができた。

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 グーグルマップの位置情報は起動しなかった。道を尋ねながら、20分ほどかかりイスマイル通りに出た。幹線道路だった。イスマイル通りを南東方向に歩いていくと、街の中心に出た。この辺りから位置情報は動き始めた。街の中心らしき通りをジグザグに歩いてみた。見るべきもののないキシニョウの大部分を歩いたことになるかもしれないと思えるようなルートで。

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 所在地に着いているはずだったが、グロリアウス・シャーク・ホステルを見つけることができなかった。3番目に尋ねた学生がいっしょになって探してくれた。真横にあったフランス大使館の警備員2人はまったく知らなかった。学生に感謝を伝え、1人で探し始めたとき、路地のようなところを抜けた中庭に予約した宿泊先はあった。

 16:30頃、チェックインした。3泊で21ユーロ(1泊7ユーロ)のゲストハウス。郊外なので誰も宿泊していない可能性はあると思ったが、私を含めて4人部屋に3人だった。ブッキング・ドットコムでの口コミは悪くなかったのに、最悪だった。暖房が効いていない。お湯がぬるい。ギリシャ人の女性といっしょに文句を言った。

 気弱な若いオーナーはすまなそうなことを言うだけである。たぶん改善は見込めないだろう。

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 暖房が効かない宿泊先を想定していないわけではなかった。私の泊まるのはほとんどがゲストハウスだった。3泊はぎりぎり我慢の範囲だった。

 グロリアウス・シャーク・ホステルは完全な住宅街のなかにあった。ホテルまでの道の途中でレストランとカフェを探しながら歩いていた。徒歩5分のところに1軒だけレストランを見つけていた。そこに行かないのから20分くらいかけて街中まで行かなければならない。

 その、徒歩5分のレストランに入ってみた。メニューがさっぱりわからない。サラダとかピザといったことしかわからない。ほとんど何もわからないのでピザを注文した。ピザが5種類ほどあり説明をしてくれたが、何のピザかわからない。英語は通用しなかった。ピザはミックスピザのような感じでうまかった。ビールはキシニョウビールを飲んだ。北朝鮮に行ったことはないけれど、なぜか北朝鮮のレストランで食事をしている感じだった。

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