FC2ブログ

アジアンカフェをよろしく!

旅の夢をみよう いつかその場所を訪れるまでは  /  旅はヒーローになれる! 初めての街にはその舞台が用意されている。
2018年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年12月
TOPスポンサー広告 ≫ リーガに泊まる。やっかいなホテルの予約、さてどうなった。TOPラトヴィア ≫ リーガに泊まる。やっかいなホテルの予約、さてどうなった。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | Comments(-) | Trackbacks(-)

リーガに泊まる。やっかいなホテルの予約、さてどうなった。

4日目  2016年1月9日  タリン リーガ

 朝、嫌なメールが入っていた。昨日ブッキング・ドットコムで予約をしてあったリーガのパテフォン・ルームという宿泊施設からである。これからリーガに移動し、宿泊する予定になっている。

 19:00~22:00にチェックインする場合は、追加で10ユーロを払えという内容である。それなりに衝撃的な内容といっていいかもしれない。22:00以降はチェックインができるとも記載されてあった。

 このホテルのチェックインは14:00~19:00と載っていたことを知っている。私は18:00~19:00のチェックインに記しを付けたので、問題はないはずだが、私が遅れてチェックインをしたときのために、一応、知らせてきたのだろう。そもそもチェックインタイムが14:00~19:00のホテルを選んだ時点で、ホテルの事情は推測できた。手数料の存在も知っていた。しかし1泊17ユーロのホテルの、チェックインの遅れにたいしての10ユーロの追加料金を誰が予測できよう。最初からそう書いておくべきだ。私はひるんで予約をしなかっただろう。

 アーリー・チェックイン、レイト・チェックアウトに手数料を取る宿泊施設はもちろんある。それはホテルが客を受け入れる最大時間、つまりチェックインからチェックアウトの時間をオーバーするからである。働いている人間の残業と同じ意味あいである。

 チェックインが遅れることにペナルティを付けているところは初めてだ。たとえば、チェックインが14:00からで、チェックアウトが翌日10:00となっているホテルの場合は、その時間内にチェックインをしてチェックアウトをすれば問題ないというのは一般的な解釈だろう。遅れたために、翌朝の7:00にチェックインをした場合であっても、10:00までにチェックアウトをすれば問題ない。予約とはその権利を買うことでもある。ホテルが閉まっている場合はチェックインができないというだけの話である。

 楽天トラベルなど日本のホテル予約サイトでは、予定時刻を遅れてチェックインする場合は連絡するよう記載されている。それが嫌で、いつもチェックインできる時刻より遅い時刻のチェックインを指定している。ブッキング・ドットコムでは、チェックイン時刻の記入は「任意」となっている。チェックイン時刻がわからない人は、それを知らせる必要はないという設定である。

 しかし、この点に関しては特に問題ではない。問題は別にある。そちらのほうには腹を立てている。

 「Brivibas132」の住所に来てくれと書いてあった。マップで調べなければわからない。調べることのできない人はどうすればよいのだろう。

 調べてみた。バスステーションから2.5kmほど離れていた。そこはホテルの所在地ではない。パテフォン・ルームの所在地はバスステーションから800mほどの距離にある。

 前述したチェックイン時刻の問題と話が別であるのか、19:00~22:00までにチェックインする場合においてはそうしてくれということなのか判別が付かない。

 文章は3行しかない。謝罪に関する文言はまったくない。英語の文法はデタラメで、意味をうまく把握できない。

 とりあえず「17:00くらいまでにはチェックインする、Brivibas132は遠すぎで行けない、ホテルの住所にチェックインする」という内容のメールを送っておいた。

 朝の貴重な時間を40分ぐらい浪費した。余裕をもって起きたはずなのに、チェックアウトが遅れた。Wifiのあるバスのなかでメールを送信してもよかった。

 誰もいないレセプションに鍵を置いてきた。チェックアウトが楽しくない。チェックアウトをしてホテルを出るときは、さあ行くぞという感じになるのだが(インドでは必ずそうなる)、沸々と湧き出てくる気持ちがない。

 雪が薄く貼りついている夜の街に出た。時刻は7:30。ところどころで人は歩いている。旧市街の真ん中を横断し、ヴィル門を抜けたところで旧市街を出た。ヴィルホテルの場所はわかっていても、トラムの電停の場所がわからない。探していたところにやってきたのはトラム1番だった。トラム1番が停まった場所で待っていたら、トラム2番がやってきた。

 乗車し、運転席との間にある小窓に料金を入れた。次の電停に着いたとき、チケットとお釣りを小窓で受け取った。

 バスのなかで私のマフラーの端がだらっと垂れていたのを、おばあさんがわざわざ首に巻いて直してくれた。バスステーションに行きたい旨を伝えてみた。次の電停で降りればいいらしい。

 降りるわよとおばあさんは先に降り、私に降りるように促した。おばあさんはトラムの扉が閉まらないように押さえているので、降りなければならない雰囲気になったのだが、2日前にトラムに乗った場所と違う気がする。目印になるものがない。2日前に乗ったときはもう少しネオンが輝いていた場所だったが、2日前の19:00過ぎと今日の8:00前では灯りの多さが違うのかもしれない。

 バスステーションの裏口から入っていくのかもしれない、少し歩けばバスステーションに着くのかもしれない。そんなふうに思ってしまい、その電停で降りてしまった。私はきょろきょろしながら歩いているのを、おばあさんは心配になったらしく、誰かに道を尋ねた。尋ねられた人は、ここではないと言った。おばあさんは瞬時に気まずい顔になった。あら間違えちゃった、という顔である。悪意があったわけではない。のこのこついていった私も悪い。礼を言って、トラムを降りた電停にもどった。

 タクシーに切り替えるしかないと思ったが、暗闇のなかからトラムがやってきた。もし1番だったら、タクシーで行こうと考えたが、トラム2番だった。

 タリン・バスステーション近くの電停で降りた。バスステーションまで走った。走っても大丈夫なくらい、凍った道を歩くのに慣れていた。インフォメーションにも寄らず、案内の電光掲示板も見ないで、バス乗り場に出てみた。
 
 リーガ行きのリュクスエクスプレスのバスはすぐに見つかった。リーガ・バスステーションをテレビで2、3度見たことがあったので、バスステーション内の写真を撮っておきたかったが、その時間はなかった。

 昨日の朝、インターネットでリーガ行きのバスの予約をしてあった。21ユーロ。スマートフォンの電源を切っていたので、ダウンロードファイルに入れたチケット画面を出すのに手間取った。ドライバーに早く乗ってくれと急かされた。バスのトランクにリュックを預ける余裕はなく、車内に持ち込んだ。最後の乗客として私は席に坐った。

 乗れなかった場合のキャンセル料や発車後に変更が可能かどうかについて、まったく確認していなかった。

 私の着席後すぐにバスは発車した。8:30ちょうど。

 20分ほどでタリンの南にあるVana-Paaskulaに着いた。

 バスのなかでインターネットに接続した。Outlookでパテフォン・ルーム宛てに送ったメールは届いていなかった。国内では問題ないが、海外ではOutlookのメールを受信はできても、送信できないことはしばしばある。それを何度か体験していた。

 仕方がない。niftyのWebメールで送信し直した。10分後に相手のアドレスが受け付けないという返答がきた。受信者からの返信を送信者が受け付けないようにしているらしい。やれやれ。

 ブッキング・ドットコムのパテフォン・ルームの画面からメールしてみた。最初からこうすべきだった。

 もう一度書いておこう。メールの内容は下の2つである。1はどうでもよい。問題は2である。しかしなんと当たり前の内容なのだろう。

 1.17:00くらいまでにはチェックインする
 2.Brivibas132は遠すぎで行けない。ホテルの住所にチェックインする。

 10:20、パルヌ・バスステーションに停まった。

P1090001.jpg

 車窓に注目していた。国境を見てやろうと思っていたからだ。道路脇の雪のなかに、使われていない小屋のような建物を見つけた。そこがエストニアとラトヴィアの国境だろうと思ったが、確定できたわけではなかった。

 パルヌからリーガまで、バスは海に沿って走る。2日前に同じコースを北上したときは海が見えなかった。リーガ湾の向こうはバルト海であるが、今日も見ることはできなかった。道路は沿岸部を通っていないようだ。

P1090003.jpg

 パテフォン・ルームから返信がきていた。ブッキング・ドットコムからのメッセージ付きで。

 あなたの部屋は確保されています。これについて追加料金は発生しません。

 ブッキング・ドットコムからのメッセージは「レイト・チェックイン(この言葉を初めて知った)には追加料金がかかります。ホテルに直接連絡してください」。「予約の取り消しにはキャンセル料がかかります」というメッセージも付いていた。

 私の部屋の使用権は、つまりチェックインの権利は、パテフォン・ルームのチェックアウト時刻の翌朝11:00の直前まであるはずだ。少なくともブッキング・ドットコムは、レイト・チェックインという言葉を使用せずに、「レセプションの開いている時間外のチェックイン」と書くべきだった。

 問題になると思われたチェックイン場所については、何の記載もなかった。チェックインをする場所として指定された「Brivibas132」は、メールの送信者のアレキサンダーの自宅だと思われる。

 「(ブッキング・ドットコムは)今回あなたの特別のリクエストに応えたが(私のメールに返答をしたということ?)、それは無料である」というありがたいメッセージも届いていた。

 ブッキング・ドットコムのサイトで、リーガの宿泊施設がタリンに比べて安いことがわかった。最低で7ユーロのゲストハウスがあった。こうなるとゲストハウスに泊まる必要はなかった。

 前述のように、パテフォン・ルームはバス、トイレなしのツインルームが2泊で34ユーロだった。宿泊費が1日17ユーロというのは、タリンのドミトリーと同じ金額である。パテフォン・ルームは駅から近いだけでなく、旧市街からも遠くない。ブッキング・ドットコム内での評判も悪くなかった。

 安い宿泊施設に泊り続けると、こういうトラブルめいたことが発生してくる。いつどこからやってくるかわからない。放置したままにしておくと、こちらが不利になる。相手に不備があった場合で予約をキャンセルしたいといっても、キャンセル料が発生し宿泊料金がもどされないことがほとんどだろう。宿泊施設に問題があるという理由でキャンセルした場合で、宿泊料金の返却を求めて交渉に入ったとしても、時間と手間がかかる。旅の途中でのわずらわしさは避けたい。宿泊施設をチェックアウトしたときは、関係が終わるときである。思い出以外のものを持ってきてはいけない。

 2015年12月のコザの「いちご家」で似たようなことがあった。24時間チェックイン(・チェックアウト)こそが、宿泊客に十分応対できるシステムだが、スタッフを常駐させていないゲストハウスによくあることである。つまり、いつ来るのかわからない宿泊客に対応できないので、チェックインに関する制限がかかってくるのだ。

 チェックインしたあとに、設備やスタッフの対応がダメだと感じたわけではないので、判断はチェックイン後ということになる。

 リュクエクスプレスのバスにはコーヒーマシンがあった。コーヒーは何種類かあり、けっこううまかった。シンプルエクスプレスではなかったことだ。

P1090002.jpg

 定刻の12:50、バスはリーガ・バスステーションに着いた。

 バスステーションのなかに入ってみた。古くやつれた感じのバスステーションだった。ここからサンクトペテルブルグ行きのバスが出ていた。こういうルートがあるとわかったとき、旅のイメージは一気に膨らむ。二ーシュ(セルビア)でドルトムント行きのバスを見たときと同じような気持ちになった。行ってみたくなった。

P1090006.jpg

P1090007.jpg

 明後日のためのバスチケットを1枚買っておいた。

 リーガ駅まで歩いた。距離は500mほどである。駅舎のなかに入ってみたが、おもしろくなかった。古いデパートのような感じだ。駅舎内で自動販売機のコーヒーを飲んだ。

P1090010.jpg

P1090011.jpg

 パテフォン・ルームの住所であるEmesta Biznieka-Upisa iela 20bをめざした。チェックインをしてリュックを置きたい。チェックインは14:00から(19:00まで)となっているが、17:00前にチェックインするとメールをしてあるので、誰もいない可能性はある。誰もいなければ、それはそれでルール違反である。とりあえず行ってみよう。

 駅から400mほど歩いて、Emesta Biznieka-Upisa iela 20bに着いた。案の定、ホテル名がどこにもない。近くにセントラル・ホステルがあったが、そこはEmesta Biznieka-Upisa iela 20aである。つまり20bではない。20bの入り口に立って通行人に尋ねてみた。20bはここだよとみんな言うだけである。5分ほどしたとき、身長が2mほどある男が20bの建物から出てきた。すかさずパテフィン・ルームについて尋ねた。

P1090016.jpg

 自分はこの20bの住人である
 建物内にホテルはない
 たぶん、20aにあるセントラル・ホステルのことだ
 この辺りのホテルはそこだけだ。

 20aにあるセントラル・ホステルを既に見つけていた。私は、20b内のどこかにあると思うが、セントラル・ホステルに案内してくれるというのでひとまず付いていった。20aにあるセントラル・ホステルは明るいゲストハウスだった。数人の客がゲストスペースでくつろいでいた。こっちにすればよかった。しかしそこは明るいセントラル・ホステルであり、探す対象になってしまったパテフォン・ルームではなかった。レセプションの女性は、20bの建物のなかにパテフォン・ルームがあることを知っていた。ライバルの存在を知っていたわけだが、たぶんライバルといえるほど拮抗した関係ではない。セントラル・ホステルの圧勝である。

 2mの大男はやさしかった。探してやると言う。大男の住む20bにもどった。

 そのとき、まさに旅行者風の男女ともう1人の男が20bの建物内に入ろうとしていた。時刻は14:30だった。大男は私がパテフォン・ホテルを探している旨を伝えてくれた。

 その、もう1人の男こそが、私にメールを送ってきたアレキサンダーだった。

 17:00に来る予定だよねと彼は確認してきた。嫌味はなかった。悪い印象ではない。その予定だったけれど、早く来ることができたので、と返答した。

 今日の宿泊客は1組のカップルと私だけだった。看板が出てないのだから、飛び込み客はいない。つまり予約者だけを受け入れればいい。だからチェックインの時刻をできる限り正確に尋ねておきたい。そうすれば効率よく仕事ができる。もし今日、宿泊者がいなければ、ホテルに来る必要さえない。

 大体は予想した範囲内のことである。ホテル料金の全額をキャンセル料として徴収するとしておいた上で、予約者にたいしてあとからメールを送り、いろいろ調整しているのだろう。そういうことが容易に推測できた。

 前述のように、ツインで1泊17ユーロは破格の安さである。室内もトイレ・シャワー室もきれいだった。鍵を3つもらった。あとは勝手にしてくれということだ。チェックアウトの際の鍵の返却方法だけを確認した。トラブルにはならなかった。

P1090013.jpg

P1090014.jpg

 さて外に出た。タリンより少し暖かい。

 駅前を通り、トラムの線路を越え、旧市街に入っていく。タリンには城壁が残っていたが、リーガの城壁はほとんどない。地図では、100mくらいのものと40mくらいのものが確認できた。

P1090022.jpg

 ホテルが4軒並んでいるヴァリニュ通りを北に向けて歩いた。150mほどのところに大きなショッピングセンターがあった。その手前の道を西に進んだ。200mほど歩いたところに聖ヨハネ教会があった。タリンのいくつかの教会のように、冬は礼拝の際にしか入れない(礼拝者しか入れない)。扉は堅く閉ざされていた、というやつである。

P1090023.jpg

P1090025.jpg

 隣の聖ペテロ教会は、教会のくせに入場料が9ユーロである。入ってみた。入ってみる価値はあった。教会の2階に設置されているエレベーターで鐘楼まで上ることができた。そこはリーガを見渡せる展望台になっていた。細かい雪が積もって固まったリーガの街を360度見渡すことができた。凍結したダウガヴァ川の鉄橋を列車が走っていた。駅もバスターミナルも一望である。街は夜を迎えようとしていた。通りの灯は寒く小さく輝いていた。鐘楼の高さは123mで、展望台は72mである。タリンより少し暖かいリーガであったが、風が吹きつける72mの高さはタリンよりはるかに冷たかった。

P1090027.jpg

P1090029.jpg

P1090028.jpg

P1090031.jpg

P1090033.jpg

P1090041.jpg

P1090036.jpg

P1090040.jpg

 聖ペテロ教会は博物館っぽい教会だった。タリンの聖ニコラス教会にも同じような印象を持った。入場料を取るということはそういうことなのだろう。教会の歴史を展示パネルにしているのも2つの教会の共通点だ。欧州の教会は疲れたときの休憩の場所だったが、そうもいかなくなっている。それは私が知らなかっただけなのかもしれない。聖ペテロ教会のなかにあった3次元の映像はおもしろかった。もっとも映像の中身は、ベルリンの斬新な都市機能に関するものだった。

P1090047.jpg

P1090048.jpg

 近くにあるブラックヘッドの会館に行ってみたが、日は暮れかけていた。今日はここまでにしよう。明日また来ることになるだろう。

P1090053.jpg

 さっき通りかかったショッピングセンターに入ってみた。なかにスーパーマーケットがあった。アイスクリームが多かった。菓子類は少ないのに、重さの単位で販売している飴の種類は多かった。夜食用にパンを2つ買った。パンを直接袋に入れるのであるが、袋の一部が透明になっているので、レジでは金額も個数もわかる仕組みになっていた。楽しいスーパーマーケットだった。

P1090058.jpg

P1090062.jpg

P1090063.jpg

 ショッピングセンターの出口を間違え道に迷った。大きな時計台のあるところが駅だと教えてもらった。

P1090066.jpg

P1090067.jpg

P1090068.jpg

P1090069.jpg

 腹が減っていた。昨日買っておいたビスケットをバスのなかで食べた以外に何も口にしていなかった。

 パテフォン・ルームのあるEmesta Biznieka-Upisa iela(通り)までもどって、食堂に入った。

 熱い紅茶を飲んで体を温めた。スープとメインデッシュを注文したが、中身がかなりかぶってしまった。羊の肉は柔らかくてそれほど臭みはほとんどなかった。羊の肉にトマト、じゃがいもなどを加えたスープは中央アジアの匂いがした。

P1090071.jpg

P1090072.jpg

P1100073.jpg

P1100075.jpg

P1100076.jpg
スポンサーサイト

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。